朝刊でこのニュースを読んで、思わず脱力してしまいました。
バッカじゃなかろうか、と。
通常メディアがスポーツチームに出資するという場合には、そのコンテンツ価値に対して投資しているケースが普通だと思うのですが、TBSの場合は違うようです(あるいはかつてはそのつもりだったけど、今は違うと言うべきかもしれませんが)。
コンテンツとしての価値が見出せないので仕方なく、自らの商品(=テレビ番組)の宣伝に、自らが出資するプロスポーツチームを使おうとしたといったところですかね。
まあ、TBSの場合は横浜ベイスターズにマジョリティ出資しているとは言え、球団名に「TBS」の名を冠しているわけではないですから、ただ保有しているだけでは宣伝効果はゼロということになってしまいます。
讀賣戦の中継権で元が取れるというような時代ではなくなってしまった(=コンテンツとしての価値が著しく減少した)ので、投資分をいくばくかは回収しなきゃいかんだろうということでこんな下らない企画を考え付いたということでしょう。
対戦相手である公ファンのルパート・ジョーンズさんはTBSに対する不快感を表明していますが、個人的には(部外者ということもあるのですが)不快感や憤りよりも可哀想とか哀れと言った思いが先に立ちます。
結局のところ、彼らはプロスポーツチームに投資する意義を全く見出せていないのです。
確かに、讀賣の人気低下により関東地域の地上波の野球中継は危機的状況にあります。
しかし、それは実はTBSにとっては大きなビジネスチャンスではないですか。
どーしてライバルが開拓したメディア戦略の上にフリーライドすることにしか考えが及ばないのでしょう。
典型的な規制産業であるTV業界の旧態依然とした因習に囚われて、硬直化してしまった姿がそこには見えます。
悪いことは言わないのでTBSはさっさとベイスターズの株式を売り払った方が良さそうです。
楽天に売り払うわけにはいかないでしょうがw、USENあたりはまだ買う意欲はあるじゃないですかね。
上記エントリでルパート・ジョーンズさんが書かれているように、安定した株主は必要ですが、少なくとも地上波TVメディアはもはやその役目に相応しくないようです。彼らにはまず意欲がありませんし、才気も才覚もありません。
新しい形のメディア戦略を考えられる企業から出資を受けなければ、親とともに沈んでいくだけなんじゃないでしょうか。
そんな簡単じゃないことは百も承知ですが、かといってこのままTBSを親会社に持つことは恐らく、横浜ベイスターズにとって不幸な効果しか生まないのではないかという気がするのです。
そんな簡単じゃないことは百も承知ですが、かといってこのままTBSを親会社に持つことは恐らく、横浜ベイスターズにとって不幸な効果しか生まないのではないかという気がするのです。
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TBSはハマスタwaveとかやってくれて感謝はしてるんですけど、こうやってしゃしゃり出て来られると嫌ですねぇ。公側が察して断ってくれたのが救いです。
今のままでは確かにTBSにとってベイはお荷物ですし、横浜TBSベイスターズにはなりたくないけどそうなるしかないのかなとも時折思います。
難しい問題ですが、合併や消滅だけは避けてほしいところです。
ハマスタwaveもプロモーションツールでしかないみたいですね。
結局のところ球団というコンテンツをキャッシュ化する術を
持ってないのが最大の問題ということですかね。
黙っても広告収入が入って来る殿様商売しかやったことがない
地上波TV局の弱さというところでしょうか。
TBSは今年J-Sportsからベイスターズの中継権を全て取り上げたらしいですよ。
全試合TBSチャンネルで中継してくれるんならいいですけど、
塩漬けにされちゃうんじゃないかと心配。
個人的にはTBSはこれから収入が上がっていく局
だと思うので個人的には今地上波メディア局が手放す
べきではないと思うんですよ。
むしろ絶対持つべきだと私は考えます。
各局が地上波デジタルでの投資に資金負担がかさむ
中、
1:TBSの映画事業がコンスタントにヒットを
出している。同時にBS-iの映画事業も軌道に乗って
おり、BS-iの映画事業はすべて黒字。
2:バブルの時代から検討材料だった自社の
赤坂再開発の「赤坂サカス」事業がようやく出来て
これから長年大型な不動産収入が入ってくる。
特に2のケースは大きく、各局が「放送外収入」での
活路を模索する中で不動産収入で安定した収入が
入ってくるモデルを持ったのはTBSだけですからこれは
大きいと思いますが。
あと、「TBSは今年J-Sportsからベイスターズの中継権を全て取り上げた」と書かれてますが、既にTBSニュースバードでの放送が決定して塩漬けされてませんし、
(そもそもJスポーツでの横浜戦中継自体TBS制作
でした。)。ニュースバードの方に権利が移行した
事により権利調整がしやすくなりBS-iでの横浜主催試合が2008年シーズンは増加の予定になってるのですが。
正直この点を知っている以上TBSは横浜ベイスターズを
手放すべきだとは決して思いません。
私はむしろBS・CS・ネット配信をマルチに2008年シーズンは使おうとしているように感じます。
私はそこまで旧態依然だとは思いません。今回の件は
確かにあまりよくありませんが、球団保持の収入面・
球団の試合露出の向上は評価すべきだと思います。
色々とご高説を賜りましたが、
>これから収入が上がっていく局
この現状認識がどー考えてもしっくり来ないので、
全体として納得感が出ないわけですね。
不動産収入の規模がどの程度かはわかりませんが、
放送事業に関して言えば、旧来の地上波ビジネスモデルの粋を
一歩も出ていないのに、こんな楽観的な見通しが立てられる理由が
私には理解できません。
>既にTBSニュースバードでの放送が決定
この点は認識不足でした。
TBSチャンネルの方では放映の予定がなかったので、
勘違いしていました。
ありがとうございました。