というわけで、昨日の東亜細亜のアレについて。
鶏冠に血が上っている方々もいらっしゃるようだが、所詮はこれが東アジアのレベルということなのだろう。
敢えて誤解を招くような表現をしてみたが、要するに、この大会を運営している「東アジアサッカー連盟」の加盟国のレベルの低さが昨日のような醜悪な事態を招いた一因であるということを指摘しておきたいということである。
この大会は「東アジアサッカー連盟」の主催試合であり、運営は「東アジアサッカー連盟」に加盟する国のみで行われている。
昨日の主審は北朝鮮のレフリーだったのだが、こーいった国際大会で決勝リーグに参加している他国の審判が主審を務めるなんてことは通常考えられない。
普通ならば、第三国の人間が務めるのが筋であるが、残念ながら、東アジアサッカー連盟の参加国に限ると、決勝に出ている4ヶ国以外の国の審判の力量は国際試合のレベルに耐えられないくらい低いということなのだ。
更に言えば、開催地も日本、中国、韓国の持ち回りになっている。
本来ならば、参加国が等しく開催権を持つべきなのだろうが、それが適わないくらい、インフラにも差がある、ということなのである。
つまり、この大会は運営上どーやってもフレンドリー・マッチにしかなりえないということだ。
これが現実。
よって、この大会で勝負に拘るのは間違っている。
フレンドリー・マッチでしかないのだから親善を深めることに重きを置くべきなのだろうが、歴史的な経緯から言ってもそれは難しいだろう。
ということはこの大会にはそもそも意味がないのである。
本当に勝負に拘る価値のある大会にしたいのであれば、日・韓・中3ヶ国以外の場所で開催することができ、決勝に出る4ヶ国以外の国の審判が笛を吹けるようにする必要がある。
現時点では、残念ながら、その条件の実現は困難であり、よってこの大会には真剣に勝負に拘るだけの価値はない。
それは「東アジアサッカー連盟」が設立された背景を考えると極めて遺憾なことではあるが、現実は覆い隠せない。
スポーツを見る側としては、この程度の現状認識は必要だろうと思う。
そーいった認識もなく、ただ感情的に中国(もしくは北朝鮮)に怒りをぶつけるのはあまりスマートなことではないだろうし、ある意味、昨日のピッチ内で中国の選手たちが行っていた異常なプレイと同質の行為ではないかという気がするのだ。
怒りをぶつけるべき相手と手段を間違えている、という点で。
あと、殿下が述べられているペトロビッチの責任論にはほぼ全面的に同意。
あーいった形でラフプレイに対してほとんどカードが出ないという状態になると、ピッチの上にいるプレイヤーが自ら抑制するのは実際問題として難しいだろうという気はする。
だからやっていいというもんではないだろうが、そーいった荒れた状態になった時に試合をコントロールするのは監督の重要な役目の一つではないだろうか。
2008年02月21日
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