「甲子園への道」のエントリの方には書き忘れちゃったんですが、樟南の枦山監督が引退だそうです。
樟南率いて甲子園26勝・枦山監督が引退「小さな野球、結実した」 引退表明の樟南・枦山監督最後の夏、花道を飾ることができず、さぞかし無念だったことでしょう。
高校野球らしさを大切にする、古き良き時代の指導者でした。
守備とバントに綻びを見せたことはありませんでした。
また一人高校野球らしさを体現する監督さんがいなくなります。
寂しいことです。
現ロッテの青野がいた年、夏の予選で劣勢だった試合で、審判の判定にクレームをつけて選手を引き上げさせたということがありました。
あとで「判定は覆らないと思ったが、流れを変えるため」と説明して批判を受けた(正直私もこの件に関してはあまり好感は抱きませんでした)のですが、それも、いかにして勝つかをギリギリまで追求した末の行為だったのでしょう。
ライバル鹿実の久保のように「総監督」などという形で関わるのではなく、綺麗さっぱり引退という道を選んだのは、この人なりの矜持なのかもしれません。
23回の甲子園で26勝という数字は、上記記事中にもあるように久保と、三原マジックで鳴らした三原新二郎と並ぶ歴代16位。
派手さはないですが、間違いなく、一時代を築いた名将と呼ぶに相応しい監督さんだと思います。